もうすぐ二月が終わる。
春は切ない。
どうしたって切なくなる。

昨日眠れなくて本を読む。
東野圭吾の小説だ。
姉から送られてきた中の一冊を選んだ。

記憶の差し替えを描いていた。

ポチもたまに記憶を消したいとか、差し替えたい、と思うことがある。
きっとポチに限らず多くの人にある感情だと思う。

名状しがたい感情で1日が始まる。
本を読み終えて2時間後には目覚めてフィギュアスケートを見た。
新しい1日の太陽は暖かい。

どこかで誰かと繋がりたくてメールをする。
暫くしてご主人様から居眠りしていたとの返事。
愛しているよ、の文字も添えられていた。

土曜日日曜日を乗り越えれば少しは気持も晴れるかもしれない。
そんな期待を持ちつつ
過ごそうと思う。

ご主人様は忙しくしていらっしゃる。
一緒に働いたのはもう遠い日の出来事で今となっては何をなさっているのか見当すらつかない。
ともかく忙しそうで
あまり頻繁なメールはきっと迷惑だろうな、でもしちゃうんだろうなと携帯を見つめる。

ご主人様・・・
本当にいっぱい迷惑をかけているね。
ごめんなさい。

いつもありがとう。
そしていつもごめんね。

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