熱が下がった。
咳と喉の痛みは続いている。
ともかく熱が下がって安心する。
 
丸一週間外に出なかった間に
季節が加速しているように感じた。
身体がしっかりするまでに一度ご主人さまにあった。
まだ足がフラフラして
頭がボーッとしていた。
それでも嬉しかった。

臆病なポチを指摘される。
すぐバリアを張る・・・と。
ポチは人と向き合ってこなかったので人との距離の取り方がわからない。
おまけにとても臆病なのでどう対応されてもいい様に
硬い態度で接してしまう。
「安心して、必要以上に入り込まないから。だから疎んじないで。」
そんなことを願いながら。
人の気持ちに気を使うあまりに自爆する。

疲れてしまっていた。
ここ何日か。
何も考えずに甘えていられる場所が欲しかった。
一杯の飲み物を入れてもらっただけで恩着せがましくされるのも嫌だった。

今回の熱は多くの人が心配してくれたけど
私を心配してくれているのではないことはわかっている。
なぜなら今まで何度も40℃くらいの熱が続くことはあったけど、誰一人心配してはくれなかったから。

よくわからないけど
素直にものを考えられなくなっている。
人に優しい目を向けられない。
誰の幸せも祝福出来ない。

眠るとき明日も明後日も
ザラザラとしら不安な感情に呑み込まれて
ひとしきり泣いた。
今日のような1日がまた明日来るかもしれないと思うと苦しかった。
私を必要としてくれる人はいるのだろうか。

ご主人さまはよく言う。
「ポチが幸せならいなくなっても構わない。」
それは取り立てて必要としていないことの裏返しではないのだろうか・・・と愛されている実感をもちながらも
思ってしまう。

たとえ誰に相談しても何の解決も与えてはくれない(と思う)。
帰ってくる返事は殆どわかってる。

人は変わらなければ受け入れられないのだ。
年をとるとはそういうことだ。
甘くとろけそうな言葉をかけてくれる人は、お金を自分がだして雇いでもしなければもういない。

辛くなる。
長い間ご主人様と逢っていない。
お腹が痛い。
身体が怠い。

涙が出る。
孤独だ。

気持を上手く文章に出来ない。
変換された文字は全て虚構のように感じる。

逢いたい。
寂しい。

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