嫌な夢を見た。
私にとってもきっと話せばご主人さまにとっても
とても嫌な夢だ。
ご主人さまは今日も徹夜でお仕事をなさっているらしい。
明日逢って頂けるのだろうか。
もう全く思うように動けないポチと
逢うことをご主人さまに喜んで頂けて頂けるのだろうか。

最近不安定で泣いてばかり。
相変わらず同じところにいて
去年と寸分も違わない精神状態なのに
周りは変わってしまう
そんな中でひとり取り残される。

周りを囲む山を見つめると
桜が此処かしこ
あらゆる場所で咲いている。
今年もまた
遠くから眺めるだけにとどまるのだろう。

昨日はいつだったか
今日はいつなのか
忘れてしまう。

悲しくて
逢えば少しは気持ちが静まるのかわからない。
ただ逢いたい。

誰とも
会話なんてしたくない。
誰にも
私に近寄って欲しくない。

動かない身体で証拠を抹殺出来ないなら
誰にも部屋に上がって欲しくない。
たとえ親や姉妹でも嫌。

ご主人さまに逢いたい。
寂しい。
もう逢える日は限られている。
昨日の夜
ポチは逢える状態だったけど
ご主人さまのお仕事を考えるととても言い出せなかった。

悲しい。
全ての想いを断ち切って
全ての感情をなくしたい。

逢いたい。
寂しい。

コメント