5月30日

　ご主人さま。
　なんだか此処で書くのも久しぶりなのでちょっと緊張しちゃいます。
　何度もお見舞いありがとうございました。
　おまけに愛の流刑地を持ってきてくださって・・・
　長い夜中読み続けていました。
　感想は
　「冬香ずるい・・・」
　かなぁ。
　何も失わずに、何かを失う恐怖を感じる前に絶頂の中愛する人に首を絞めてもらうなんて。
　ポチはちょっと羨ましかった。
　それともう一つの感想は
　「ご主人さまそっくり。」
　自分の快楽を追求する性愛じゃない
　そんな形で女性を愛することが出来るところが
　本当にそっくりだと思いました。
　年齢的にはご主人さまの方がずっとしたなのだけど
　ご主人様の性のスタイルは高校時代から変わらないらしいから
　ご主人さまは若い頃から老成していたか
　選ばれた数少ない人なんだなぁって思いました。

　それになんだかちょっと二人と重なる部分も多くて
　切なくなったり
　何となく突っ込みを入れたり・・・

　最近どんな種類の本を読んでも
　ご主人さまはどう思うんだろうって考えながら読んでしまいます。
　共通点を重ね合わせたり、ご主人さまならこういう風に仰るだろうなあと考えたり。
　何をしても何を読んでも何を見ても
　ご主人さまとの繋がりを何か見いだしたくてしょうがない。
　
　常に繋がっていたいんです。
　
　。。。
　
　ご主人さまがきてくださったとき
　上手く感情を表現出来なくてごめんなさい。
　いつも元気なく帰って行かれるようなきがしていたのはそのためだったんですね。
　もっとちゃんと叱りつけてください。
　ポチはいつもご主人さまと繋がっていたいんです。
　
　これからのことを案じて悲しんでばかりで
　悲しみに埋没していて
　今この時間を精一杯楽しむ努力に欠けていました。
　いま近くにいる
　そのことの貴重さも将来の不安で消されていったなんて
　本当に反省しなきゃですよね。
　ちゃんと良い子にします。
　どうか見捨てないでくださいね。

　心配性で不安が絶えなくてその不安でいつもあっぷあっぷしている。
　自己否定ばかり繰り返して自信を喪失して殻に閉じこもりがち。
　そんな馬鹿なポチを許してくださいね。
　そしていつまでもポチでいさせてください。

　まとまりなくてごめんなさい。
　大好きです。