ポチを悲しませるのは本意じゃないので消したよ。
ただ、消すくらいなら、さっさと帰るんだった。
とても疲れているんだ。

書いているうちに、悪い感情が増幅してきた。
ネガティブな文章は嫌いだ。

ネガティブな感情は、水曜日にポチがかき消してくれるだろう。
それなら、ネガティブな感情を、文章という形として残すべきではないと思ったんだ。

「すべては終わった」
なんて、ネガティブの極限みたいな言葉を文章に書くのはもうよそうね。
「すべて」って何のこと?
って思うじゃない。
ぼくたちのことも終わったの?終わらせたいの?
そう思うじゃない。

水曜日に、ポチがポチとしてきちんと振舞えれば、今回のことは綺麗に水に流そう。
水曜日を本当に楽しみにしているからね。
わかっているよね、ポチ。

愛しているからね。

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