現在、アメリカでNSA(国家安全保障局)という組織が問題になっている。
その問題のあり方が問題で、
「NSAは、国外の通信傍受が任務であるはずなのに、国内の通信傍受までしているとはけしからん。」
などといきまいている。
おいおい、国外の通信傍受の方が問題だろうが?
もともとNSAという組織は、アメリカ国内でも秘密組織だった。数万人もの直轄構成員を持ちながら、近所の人間まで「いったい何の組織かしら?」というありさまだった。
この組織の存在が発覚した時には、政権を揺るがす大問題に発展したが、
「いえいえ、確かに通信傍受はしていますが、それは国外の通信傍受で、国内の企業や国民の通信傍受はしていません。」
という弁解で
「なら、いいや。」
と国民が納得したという背景がある。
で、今回、国内の通信傍受までしていることに国民が怒っているのである。
リークしたのはCIAらしい。
諜報員を使った諜報活動が任務のCIAは、エシュロンという超巨大コンピューター群を使い世界中の情報を一手に握るNSAに存在感を奪われ、そのやっかみからリークしたらしい。
本当に嫉妬というものは怖いものだ。
ところで、エシュロンの話をしたが、エシュロン自体は実はいまだに非公式の存在で、アメリカ政府はその存在を正式に認めていない。
そりゃまあ、世界各国の通信を無断で傍受していますとはとてもいえないもんな〜。
このエシュロン、実際、世界中の通信を傍受している。
通信とは、固定電話、携帯電話、無線はもちろん、インターネットまで含まれる。
国際的な企業間訴訟に、アメリカが勝ち続ける背景には、エシュロンという武器があるというわけだ。
アメリカ貿易センタービルが倒壊した世界同時多発テロ(世界じゃなくてアメリカだけだろう)の際に、
「アメリカ政府は事前に知っていたにもかかわらず、戦争の発端を欲しいがために知らん振りを決め込んだ。」
といううわさが消えないのも、ある意味うなづける。
実際、真珠湾攻撃を事前に知っていながら、対日本戦争への参加を意図して知らん振りを決め込んだ過去があるので、前科もあるしね。
事実、中近東への介入を嫌っていた国民世論は、一気に報復に燃え上がった。
ところで、インターネット(WEB)といえば、誰もがアメリカ(アメリカ軍)が開発したと思っているが、実際はCERNというヨーロッパの物理学研究所の二人の科学者が発明したものだ。
このCERNも、世界中から6500人もの物理学者を集めた超巨大組織であり、WEBを開発しただけあって、現在でもヨーロッパのネットはCERNのサーバーを通して世界中とつながっている。ただ、こちらはとてもオープンな組織で、見学者まで募集している。その敷地は広大なため、フランスとスイスの国境をまたがって存在するが、一度は行って見たいところである。
見たいのは、LHCという超巨大加速器だ。
日本では大阪大学にある加速器が最も大きいが、CERNのものに比べると蟻と象だ。
なんといっても、CERNのLHCは、全長27kmもあるんだから。
このLHCでは、粒子同士を衝突させて、反物質やヒッグス粒子の存在を確認しようとしてる。
もし、理論上の存在であるヒッグス粒子の存在が確認されれば、「物質が実は質量を持たない」ということが証明されるわけだからドキドキものだ。
話がずれてきた。
エシュロンに戻そう。
実は、エシュロンは日本にも存在する。場所は青森の三沢基地付近らしい。設置に関しては、日本政府も了承しているらしい。
見返りに、エシュロンへの参加は認められていないが、エシュロンで得た情報(特に北朝鮮、ロシア情報)を提供してもらっているわけだ。もちろん、日本の通信も傍受されているわけだが。
エシュロンへの参加を認められているのは、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、アングロサクソン諸国のみだ。
ただ、小泉首相が、アメリカ政府に対し、エシュロンへの参加を条件に対イラク戦争への積極的賛同を提案し実行した、という噂がある。
実際に小泉首相は、イギリスについで、世界に先駆けて対イラク戦争支持を表明したわけだが、エシュロン参加の約束は守られていないらしい。
勝てないような〜、アメリカさんには・・・。
その問題のあり方が問題で、
「NSAは、国外の通信傍受が任務であるはずなのに、国内の通信傍受までしているとはけしからん。」
などといきまいている。
おいおい、国外の通信傍受の方が問題だろうが?
もともとNSAという組織は、アメリカ国内でも秘密組織だった。数万人もの直轄構成員を持ちながら、近所の人間まで「いったい何の組織かしら?」というありさまだった。
この組織の存在が発覚した時には、政権を揺るがす大問題に発展したが、
「いえいえ、確かに通信傍受はしていますが、それは国外の通信傍受で、国内の企業や国民の通信傍受はしていません。」
という弁解で
「なら、いいや。」
と国民が納得したという背景がある。
で、今回、国内の通信傍受までしていることに国民が怒っているのである。
リークしたのはCIAらしい。
諜報員を使った諜報活動が任務のCIAは、エシュロンという超巨大コンピューター群を使い世界中の情報を一手に握るNSAに存在感を奪われ、そのやっかみからリークしたらしい。
本当に嫉妬というものは怖いものだ。
ところで、エシュロンの話をしたが、エシュロン自体は実はいまだに非公式の存在で、アメリカ政府はその存在を正式に認めていない。
そりゃまあ、世界各国の通信を無断で傍受していますとはとてもいえないもんな〜。
このエシュロン、実際、世界中の通信を傍受している。
通信とは、固定電話、携帯電話、無線はもちろん、インターネットまで含まれる。
国際的な企業間訴訟に、アメリカが勝ち続ける背景には、エシュロンという武器があるというわけだ。
アメリカ貿易センタービルが倒壊した世界同時多発テロ(世界じゃなくてアメリカだけだろう)の際に、
「アメリカ政府は事前に知っていたにもかかわらず、戦争の発端を欲しいがために知らん振りを決め込んだ。」
といううわさが消えないのも、ある意味うなづける。
実際、真珠湾攻撃を事前に知っていながら、対日本戦争への参加を意図して知らん振りを決め込んだ過去があるので、前科もあるしね。
事実、中近東への介入を嫌っていた国民世論は、一気に報復に燃え上がった。
ところで、インターネット(WEB)といえば、誰もがアメリカ(アメリカ軍)が開発したと思っているが、実際はCERNというヨーロッパの物理学研究所の二人の科学者が発明したものだ。
このCERNも、世界中から6500人もの物理学者を集めた超巨大組織であり、WEBを開発しただけあって、現在でもヨーロッパのネットはCERNのサーバーを通して世界中とつながっている。ただ、こちらはとてもオープンな組織で、見学者まで募集している。その敷地は広大なため、フランスとスイスの国境をまたがって存在するが、一度は行って見たいところである。
見たいのは、LHCという超巨大加速器だ。
日本では大阪大学にある加速器が最も大きいが、CERNのものに比べると蟻と象だ。
なんといっても、CERNのLHCは、全長27kmもあるんだから。
このLHCでは、粒子同士を衝突させて、反物質やヒッグス粒子の存在を確認しようとしてる。
もし、理論上の存在であるヒッグス粒子の存在が確認されれば、「物質が実は質量を持たない」ということが証明されるわけだからドキドキものだ。
話がずれてきた。
エシュロンに戻そう。
実は、エシュロンは日本にも存在する。場所は青森の三沢基地付近らしい。設置に関しては、日本政府も了承しているらしい。
見返りに、エシュロンへの参加は認められていないが、エシュロンで得た情報(特に北朝鮮、ロシア情報)を提供してもらっているわけだ。もちろん、日本の通信も傍受されているわけだが。
エシュロンへの参加を認められているのは、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、アングロサクソン諸国のみだ。
ただ、小泉首相が、アメリカ政府に対し、エシュロンへの参加を条件に対イラク戦争への積極的賛同を提案し実行した、という噂がある。
実際に小泉首相は、イギリスについで、世界に先駆けて対イラク戦争支持を表明したわけだが、エシュロン参加の約束は守られていないらしい。
勝てないような〜、アメリカさんには・・・。
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