今日、ポチとの会話でインフルエンザが(少しだけ)話題になったんだけど、
実は、学生が一人、インフルエンザで1週間も寝込んでいた。
B型だったらしい。
本人曰く「死ぬかと思った」(笑)
また本人曰く「ワクチン注射したのにA型とB型の両方にかかった」
まあ、B型はワクチンの想定の範囲外だったんだろうけど。

ただ、季節外れのインフルエンザが一部地域ではやっているらしい。

ところで、インフルエンザワクチンについては、諸説いろいろある。
ただ、現在言われているほどの有効率70〜90%という数字は絶対にウソだと思う。
もちろん、有効率という数字が、
たとえば、「有効率75%」が、「ワクチン接種者100人のうち75人が発症しない」ということではなく、「ワクチン接種を受けずに発症した人の75%は、接種を受けていれば発症を免れた」ということを意味することくらいはわかっているけど。
だって、ぼくは小中学で集団接種を義務付けられていた世代だけれど、毎年のように学級閉鎖、学校閉鎖が行なわれていたもの。
(集団接種を義務付けるなんて馬鹿げたことをやったのは、日本くらいだけど。日本て本当に集団が好きだからな〜。)

まあ、インフルエンザワクチンの功罪なんて、大した問題ではないのかもしれないけど、鳥インフルエンザについては、ちょっと何でも煽りすぎじゃないかな〜って思う。
どこか、政治的な臭いがする。
タミフルを世界中で備蓄するとか・・・、胡散臭い。
こんなに煽ったら、実際に鳥インフルエンザが少しでもはやりだしたら世界中でパニックになるぞ。
SARSのときも大騒ぎしたけど、あれはどうなったんだ?
鳥インフルエンザの場合のパニックはあんなもんではないぞ?

それとも、毎年、冬になると鳥インフルエンザに怯えてくらすのかな?

例えば、実際にインフルエンザに罹患した方が、ワクチン接種したときよりもインフルエンザに罹りにくいことは異論がない。
また、実際にインフルエンザに罹患した方が、変異株に対しても予防性が高いことにも異論がない。
とすれば、A型の変異株と予想される鳥インフルエンザ対策として、実際にA型のインフルエンザに罹っておくことは、とても有効ではないのか、と思う。

わざわざワクチンを注射してA型に罹患するのを防ぐことは、世間が騒ぐ鳥インフルエンザ対策としては逆行しているとも言える。

まあ、そんなことをその学生に話すと、
「よし、鳥インフルエンザ対策はバッチリ!」
と喜んでいたが・・・。

まあ所詮は、集団に於ける確率の問題。
個人、個人にとっては、0%か100%の「all or nothing」の世界なんだけどね〜。

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