ボランティアといえば・・・、
日本の献血制度・・・いつまで無償の「献血」にこだわるのだろうか。

法律で規制しているのかどうか、寡聞にしてよくは知らないが、
現在、日本赤十字社の無償の「献血」だけでまかなっている。

ただ、それだけでは足りないので、血漿分画製剤では、欧米から採血した血液を原料として国内で製造された製剤や、海外で製造された製剤も使用されている。

結局のところ、血を買っているのだ。
自分の手だけはきれいにしておきたいのか?

「売血」に反対している主な理由として、不健全な血液が混入する割合が高いことがあげられる。
たしかにそうだろう。
しかし、提供された血液を検査することができるし、いまだウィンドゥな期間で検査を通り抜けることがあったとしても、製造工程の間でウイルスを不活化できるのだから、危険性はないのではないか。
というより、実際、海外の売血血液を使っている以上、議論に意味があるとは思えない。

現実に血液が足らない以上、見返りの金銭を提供してでも、国内で十分な量の血液を確保するのが筋ではないのか。

と、ふと思った。

 

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