風邪がなかなか抜けきらず、無理をして仕事をしているうちに、ぼくの持病(?)の「お疲れ熱」が出た。
季節の変わり目に、からだのバランスを取るためか、突発的に高熱を発する。
どういうわけか、休日と重なる。
病は気から、というが、精神的なものはやはり大きいのだろう。
ただ、今回はおかげさまで高熱のおかげで抗体反応は活発になるわ、風邪のウイルスもコピーできなくなるわ、で、「ほぼ」完治しました。
本当は、あと1日、ゆっくりしたいんだけどね。
というわけで、風邪で寝寝ている間に久しぶりに何冊かの本を乱読した。
あと、強行採決で気になっている『教育基本法改正案』についても、ざっと一週間分の新聞にも目を通した。まあ、本来私的なはずの教育を国家が管理するんだから、何をしたって良くなるはずもないのだが、国家の管理的な側面が強くなっている分、どう転んだって「改悪」だよな〜。
教育改革国民会議の議事録がネットでも公開されているが(公開されている点は高く評価するが)、
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html
その中でのある委員の発言に「満18歳で全ての国民に1年ないし2年間の奉仕活動を義務づける」というのがあるのには、ぶったまげる。
高校卒業したら、全員強制奉仕活動だって!
バカじゃないのか?
こんな奴を委員に選んだのは誰なんだ?????
まあ、バカな奴はほっといて、ホ〜ッと顔が緩んだのが風水の話。といっても、もともとは「藤原京」についての本なんだけど・・・。
古代、中国人はありとあらゆるものが「気」によって成り立っていると考えた。人体の中に経絡やツボという生命エネルギーの流れ路があるように、大地にも気の流れがあり、これをコントロールすることで住むものに吉祥をもたらすというのだ。
この巨大な気の流れを、彼らは「龍脈」と表現した。連なる山々、曲がりくねる河川、そこに龍は潜み、龍気となって現れ、大地のエネルギーを吐き出す。その気の噴出点を「穴」と呼び、この龍穴こそが、富貴繁栄を約束する最高の地だと考えた。
古来より、中国をはじめとした東アジアでは、都市計画にもこの風水思想をふんだんに取り入れ、王都の造営に生かしてきた。国の中心地は、最も盛んな気を受けて繁栄する場所でなければならない。
では、どんな場所が王都としてふさわしいのか。風水の基本は「得水」と「蔵風」にあるといわれる。水を得て、風を蔵する場所という意味だ。
「祖山」に発する気は、龍脈を走り「主山」に集まり、やがて気が凝結する穴に向かう。しかし、この穴がむき出しの状態では、気が風に散らされてしまう。気を護るためには「砂」と呼ばれる小山が必要だという。砂は東西南北にあるのが好ましく、この四方の砂を「四神砂」といい、北に玄武、南に朱雀、東に青龍、西に白虎の四種の神獣によって表す。
風水では北に座して南面するのがよいといわれる。北側に主山を従え、左右から護りの砂で取り囲まれている地が理想なのだ。そういった土地には必ず龍穴があり、前方には開けた土地「明堂」が広がる。巨大な龍脈ほど明堂も大きく、王都はこの中心に築かれる。宮城はその北端に置かれ、執政者は北に座して南向きに国を治める。
また、風水における河川は人体の血管のようなもので、血液が酸素や栄養を全身に送るように、水も気をめぐらせ、土地の淀みを流し去る。
その場合、河川は東から西に流れるのが理想とされる。方角はともかくとして、実際に人口が密集する都市にとって生活用水を提供し、物流の水路ともなる水は欠かせない。
東西南北の四神砂のバランスがよく、水を抱え、調和した土地こそ、豊かな生命力を備えた王都にふさわしいものだ。それは、わが国の都も例外ではない。
平城京、然り。藤原京、然り。平安京、然り。江戸、然り。
で、その風水の理想的な地形を図示したのが、冒頭の図。
何に似てる?
おまんこちゃんだよね?
そうなんだ。
時の権力者は、ありとあらゆる地形から、公然わいせつ罪の対象とそっくりの地形を探して都を建てたのだ。
真ん中の「龍穴」は、おしっこの穴だよね。
水が潤沢なのは、愛液?おしっこ?
まあ、男というものは、いくら権力者になっても、とどのつまり、おまんこちゃんが大好き、
という、実に正しい歴史的証明をしてくれているんだよね。
国家教育なんてもんに、そんな釈迦力になっていないで、もっと自由に教育しようよ。
義務教育は、児童に教育を受ける義務があるのではなくて、教育を受けたい児童に親と国家が教育を受けさせる機会を提供する義務があるだけんなんだけどな。
そうそう、あと浮世絵の論考をいくつか読んだけど、浮世絵の実に80%が、いわゆる「枕絵」なんだそうだ。
すごい数だよね。
しかも、ほとんどが版画だとばかり思っていたら、枕絵の70%が肉筆画なんだそうだ。
大量生産が可能な版画より高くつく肉筆画が主流ということは、ぼくたちが思っていた以上におおっぴらに描かれ、売られ、所持し、鑑賞していたことになる。
おおらかでいいよな〜。
ちなみに、江戸期の農村の女性の初婚年齢は、平均22歳なんだそうだ。これまた、びっくり。
ちなみに、ちなみに、初産の平均年齢は18歳。
順番が逆?だよね。
できちゃった婚どころではないぞ。
いい時代だよな〜。
季節の変わり目に、からだのバランスを取るためか、突発的に高熱を発する。
どういうわけか、休日と重なる。
病は気から、というが、精神的なものはやはり大きいのだろう。
ただ、今回はおかげさまで高熱のおかげで抗体反応は活発になるわ、風邪のウイルスもコピーできなくなるわ、で、「ほぼ」完治しました。
本当は、あと1日、ゆっくりしたいんだけどね。
というわけで、風邪で寝寝ている間に久しぶりに何冊かの本を乱読した。
あと、強行採決で気になっている『教育基本法改正案』についても、ざっと一週間分の新聞にも目を通した。まあ、本来私的なはずの教育を国家が管理するんだから、何をしたって良くなるはずもないのだが、国家の管理的な側面が強くなっている分、どう転んだって「改悪」だよな〜。
教育改革国民会議の議事録がネットでも公開されているが(公開されている点は高く評価するが)、
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html
その中でのある委員の発言に「満18歳で全ての国民に1年ないし2年間の奉仕活動を義務づける」というのがあるのには、ぶったまげる。
高校卒業したら、全員強制奉仕活動だって!
バカじゃないのか?
こんな奴を委員に選んだのは誰なんだ?????
まあ、バカな奴はほっといて、ホ〜ッと顔が緩んだのが風水の話。といっても、もともとは「藤原京」についての本なんだけど・・・。
古代、中国人はありとあらゆるものが「気」によって成り立っていると考えた。人体の中に経絡やツボという生命エネルギーの流れ路があるように、大地にも気の流れがあり、これをコントロールすることで住むものに吉祥をもたらすというのだ。
この巨大な気の流れを、彼らは「龍脈」と表現した。連なる山々、曲がりくねる河川、そこに龍は潜み、龍気となって現れ、大地のエネルギーを吐き出す。その気の噴出点を「穴」と呼び、この龍穴こそが、富貴繁栄を約束する最高の地だと考えた。
古来より、中国をはじめとした東アジアでは、都市計画にもこの風水思想をふんだんに取り入れ、王都の造営に生かしてきた。国の中心地は、最も盛んな気を受けて繁栄する場所でなければならない。
では、どんな場所が王都としてふさわしいのか。風水の基本は「得水」と「蔵風」にあるといわれる。水を得て、風を蔵する場所という意味だ。
「祖山」に発する気は、龍脈を走り「主山」に集まり、やがて気が凝結する穴に向かう。しかし、この穴がむき出しの状態では、気が風に散らされてしまう。気を護るためには「砂」と呼ばれる小山が必要だという。砂は東西南北にあるのが好ましく、この四方の砂を「四神砂」といい、北に玄武、南に朱雀、東に青龍、西に白虎の四種の神獣によって表す。
風水では北に座して南面するのがよいといわれる。北側に主山を従え、左右から護りの砂で取り囲まれている地が理想なのだ。そういった土地には必ず龍穴があり、前方には開けた土地「明堂」が広がる。巨大な龍脈ほど明堂も大きく、王都はこの中心に築かれる。宮城はその北端に置かれ、執政者は北に座して南向きに国を治める。
また、風水における河川は人体の血管のようなもので、血液が酸素や栄養を全身に送るように、水も気をめぐらせ、土地の淀みを流し去る。
その場合、河川は東から西に流れるのが理想とされる。方角はともかくとして、実際に人口が密集する都市にとって生活用水を提供し、物流の水路ともなる水は欠かせない。
東西南北の四神砂のバランスがよく、水を抱え、調和した土地こそ、豊かな生命力を備えた王都にふさわしいものだ。それは、わが国の都も例外ではない。
平城京、然り。藤原京、然り。平安京、然り。江戸、然り。
で、その風水の理想的な地形を図示したのが、冒頭の図。
何に似てる?
おまんこちゃんだよね?
そうなんだ。
時の権力者は、ありとあらゆる地形から、公然わいせつ罪の対象とそっくりの地形を探して都を建てたのだ。
真ん中の「龍穴」は、おしっこの穴だよね。
水が潤沢なのは、愛液?おしっこ?
まあ、男というものは、いくら権力者になっても、とどのつまり、おまんこちゃんが大好き、
という、実に正しい歴史的証明をしてくれているんだよね。
国家教育なんてもんに、そんな釈迦力になっていないで、もっと自由に教育しようよ。
義務教育は、児童に教育を受ける義務があるのではなくて、教育を受けたい児童に親と国家が教育を受けさせる機会を提供する義務があるだけんなんだけどな。
そうそう、あと浮世絵の論考をいくつか読んだけど、浮世絵の実に80%が、いわゆる「枕絵」なんだそうだ。
すごい数だよね。
しかも、ほとんどが版画だとばかり思っていたら、枕絵の70%が肉筆画なんだそうだ。
大量生産が可能な版画より高くつく肉筆画が主流ということは、ぼくたちが思っていた以上におおっぴらに描かれ、売られ、所持し、鑑賞していたことになる。
おおらかでいいよな〜。
ちなみに、江戸期の農村の女性の初婚年齢は、平均22歳なんだそうだ。これまた、びっくり。
ちなみに、ちなみに、初産の平均年齢は18歳。
順番が逆?だよね。
できちゃった婚どころではないぞ。
いい時代だよな〜。
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