雨が降る。
一週間がとても早くて。

いつものようにちょっと落ちている。

このまま落ち続けて
死んでいるのか生きているのかわからなくなって
何もなすことなく
死ぬときには人生を後悔して

とか思ってしまう。

人と会話をしていない。
世間が今どんな風になっているのかわからない。

イルミネーションがクリスマスが来ることを告げている。
窓から見える駅前の小さなイルミネーション。
去年とは別の思いで見る。

少し馬鹿にしていた人たちが実は正しかったのだってわかった。

私はどうしようもない。

クリスマスが近付く。年末が近付く。

ドリカムの「もしも雪なら」の歌詞が頭に浮かぶ。

いつものように日々は過ぎるけど
今年の私は自分が自分であることも難しい。
そしてこれからも同じだと思う。
何もかもが色あせていく。

ご主人さまと過ごすほんの一瞬だけが
私。

寒くて冬眠しないと。
冬眠したままその場所で
春が来たことも知らずに
眠ったまま何時しか死んでしまうような
そんな動物はいるのかな

それはそれで幸せなのかもしれないね。

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