昔、むか〜し、
大阪の予備校に勤めていた頃に、女子高生にからまれたことがあるんだ。
いきなり、
「わたし、先生のこと信用できません。」
とか言うんだよね、予備校のロビーで。
意味不明なので、とりあえず、
「あ〜そうなんだ、ごめんね。」
とだけ言って立ち去ろうとしたら、
「無視しないで下さい!」
と、大声で叫ぶもんだからびっくり。

びっくりしたけど、泣いているもんだからほっとくわけにもいかず、とりあえず、食堂に連れて行って、そこのお姉ちゃんと3人で意味もなく沈黙していたら、
「帰ります・・・」
といって、帰った。

だいぶたってから、その子がぼくの溜まり場の下宿にやってきた。
きっと後をつけられたんだろう。
困ったことになったな〜
と思っていると、
「わたし、深い関係は嫌なんです」
とか言うもんだから、コタツで寝ていた友達が
「俺、帰るわ〜」
と言って、帰ろうとするので、
「いや、ちょっと、待ってくれ」
と引き止めて、意味もなく3人でトランプを始めた。

そうこうするうちに、部屋にいつものメンバーやら、いつものメンバーでないメンバーらがやって来て、
「たこ焼き買ってきたよ〜」
というので、その女の子にもたこ焼きを薦めたら、
「わたし、デリカシーのない男と人は嫌いです。」
と怒って帰ったことがある。

しばらくの間、なんだか怖くて、部屋に帰るたびに
「あの子来てない?」
と、部屋の電話に帰るコールしたもんです。

なんだか、ふと思い出したので書いてみました。
わけのわからない子もいるんだよね。

その子、今は普通に幸せにしているのだろうか?

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