仕事が一つか。
堅実だ。

なんだか、博打したいな〜

最近のあの妙に明るいパチンコとかスロットルじゃなくて。
博打とジャズは暗くないと。

薄暗い路地の地下2階にある、
そんな雀荘で、
ほおに傷がある人とか、指がかけている人とか、アタッシュケースと手首を手錠でつないだままの人とか、
そういう見知らぬ3人と麻雀をして、「地和」をあがったことがある。
「国士無双」をあがった、その次の一局。
2局連続の役満。
正直、牌を倒す時、手が震えた。
刺されるか?
少し勝ちすぎていたし。

ピリピリするような緊張感。

ずっとむかし、
まだ、予備校で数学を教えていた頃。
司法試験の論文試験で思うような答案が書けず、
傷心のまま東京の夏期講習に派遣されて、
新宿で毎日、朝まで打って、その足で予備校へ。
その頃の話。

ちなみに、京都での浪人時代には、「天和」をあがったことがある。

病院関係の仕事をけんかして辞めた次の日、
岡山大学での講義のカリキュラムで某教授とけんかして、怒りのまま夜通し打った明け方に、再度「地和」をあがった。
(あの教授は、本当にバカだった)
表の生活で不遇な時にこそ、不思議と博打では幸運の翼が羽ばたく。

「天和」1回。「地和」2回。

たぶん世界中探しても、そうそういない記録だよね。
ぼく以外に聞いたことがない。

そういう話をして、そのすごさがわかる人にも、最近出会わない健全な日々。
仕事三昧。

幾ばくかのリスキーを少しは感じていたい。
そう思う日常ではある。

実際に刺されるのは嫌だけど(笑)。

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