ISBN:4088618815 − やまだ 哲太 集英社 1991/01 ¥469

「孤高のメス 全6巻」を読破!
って、すごいな〜と思いつつ、よ〜く見ると、
「外科医当麻鉄彦」・・・。

「当麻」・・・どこかで聞いたような・・・
懐かしいマンガの主人公???

で、「当麻鉄彦」で検索すると、やっぱりそうだ。
ぼくが、まだ20歳代の頃、喫茶店でよく読んでいた「BJ(ビジネスジャンプ」に連載されていたマンガ「メスよ輝け!!」。
最近は、医療系のマンガがやたらと執筆されているけど、
当時はまだまだ珍しくて・・・、というか唯一だったような。
「BJ(ブラックジャック)」はずっと以前にあったけど、あまりに荒唐無稽なので(でも、よく読んでいた)、
リアル(とはいってもマンガだけど)な医療系のマンガとしては、嚆矢だったと思う。
連載当初は「医局とか、普通の人は知らないのに、こんなので売れるのかな〜」と心配していたが、何年か連載され続けたので、そこそこ人気があったんだと思う。
当時はまだ法制化されていなかった脳死移植(だったと思う)を取り扱っていたりと、良く書けているな〜と思っていた。
主人公の当麻もかっこよかったが、実は、近江大学の実川助教授が密かに好きだった。野心と謙虚さが絶妙のバランスでね。

と思っていると、「孤高のメス」と「メスよ輝け!!」の作者が別人だ。
偶然の一致にしては・・・と思い、検索すると、同一人物の実名とペンネームだった。
なるほど、現役の医師だったのか。
通りでリアルなはず。

それにしても、「孤高のメス」と「メスよ輝け!!」の内容は一緒なのかな?
一緒だとすると、当時としては出色でも、現在では普通なのかも。
それで、ポチはデジャブーを覚えるのかもしれないね。

「孤高のメス」でも実川助教授は、相変わらずかっこいいのかな?
というより、いるのかな???

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