少し前の話だけど。
PTAの役員会なるものがあって。
各クラスで一方的に選挙があって、どういうわけか、クラスの役員にまた選ばれて。しかも学年の代表。
3年前にも、クラスの役員に選ばれたときがあったんだけど、
そのときの担任の先生がどうしようもなくやる気がない人だったので、園長に「担任を変えてくれ」と申し入れて大騒ぎに。
まあ、普通は言わないらしいので。
だから、どうして選ばれたのか理解に苦しむ。
役員会に出席すると、PTAの役員会の役員(会長とか、副会長とか)と、学校の先生は机にイス。
ぼくたち一般の役員(ややこしい)は、ビニールシート。
で、会長がぼそぼそと言う。
「名前を呼ばれた人は、皆さんに紹介するので前に出てください。」
「たぬぽんさん」
(え〜、いきなり俺かよ〜)
イスに座ったお偉いさん(?)の前にかしこまって座らされる。
まるで、江戸時代の裁判を言い渡す雰囲気。
「たぬぽんさんには、学校安全なんとかかんとかの副委員長をしていただきます。」
「え〜と、聞いてませんけど・・・。」
「聞いてませんか?」と会長。
「はい、一言も。というか、上からものを言われるのは、嫌なんですが。辞退させていただきます。」
(ざわざわ、ざわざわ)
「そうですか。では、誰かしてくれる人いませんか?」
(ざわざわ、ざわざわ)
「どうしましょう?」
とすると、誰か女性の方が
「じゃんけんで決めたらどうですか?」
「では、じゃんけんで。」
で、意見を言うまもなく、6人のじゃんけんの輪に入れられて…。
でも、負けるわけがないと思ってた。
というのは、いきなりのじゃんけんだと、確率的に「チョキ」を出す確率が低いことを知っているからだ。
「チョキ」は一番出しにくいからだ。
つまり、たいていは、「グ〜」か「パ」。
「パ」さえ出しておけば負けることはない。
「じゃんけん、ぽん」
なぜか。みんな「チョキ」・・・。
結局、みんなの前で断った役職を、改めて引き受けざるをえないことになった。
会長の勝ち誇ったような笑顔が憎らしい。
PTAの役員会なるものがあって。
各クラスで一方的に選挙があって、どういうわけか、クラスの役員にまた選ばれて。しかも学年の代表。
3年前にも、クラスの役員に選ばれたときがあったんだけど、
そのときの担任の先生がどうしようもなくやる気がない人だったので、園長に「担任を変えてくれ」と申し入れて大騒ぎに。
まあ、普通は言わないらしいので。
だから、どうして選ばれたのか理解に苦しむ。
役員会に出席すると、PTAの役員会の役員(会長とか、副会長とか)と、学校の先生は机にイス。
ぼくたち一般の役員(ややこしい)は、ビニールシート。
で、会長がぼそぼそと言う。
「名前を呼ばれた人は、皆さんに紹介するので前に出てください。」
「たぬぽんさん」
(え〜、いきなり俺かよ〜)
イスに座ったお偉いさん(?)の前にかしこまって座らされる。
まるで、江戸時代の裁判を言い渡す雰囲気。
「たぬぽんさんには、学校安全なんとかかんとかの副委員長をしていただきます。」
「え〜と、聞いてませんけど・・・。」
「聞いてませんか?」と会長。
「はい、一言も。というか、上からものを言われるのは、嫌なんですが。辞退させていただきます。」
(ざわざわ、ざわざわ)
「そうですか。では、誰かしてくれる人いませんか?」
(ざわざわ、ざわざわ)
「どうしましょう?」
とすると、誰か女性の方が
「じゃんけんで決めたらどうですか?」
「では、じゃんけんで。」
で、意見を言うまもなく、6人のじゃんけんの輪に入れられて…。
でも、負けるわけがないと思ってた。
というのは、いきなりのじゃんけんだと、確率的に「チョキ」を出す確率が低いことを知っているからだ。
「チョキ」は一番出しにくいからだ。
つまり、たいていは、「グ〜」か「パ」。
「パ」さえ出しておけば負けることはない。
「じゃんけん、ぽん」
なぜか。みんな「チョキ」・・・。
結局、みんなの前で断った役職を、改めて引き受けざるをえないことになった。
会長の勝ち誇ったような笑顔が憎らしい。
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