日常的な仕事が忙しくて、
夜になって、残された仕事をしているのだが。
その雑事に忙殺されている間に、ふと、瞬間的に脳裡に残像が蘇る。
それは、ポチの裸体なのだが、
その多くは、実に後姿が多い。
なぜだかわからないが・・・。
その残像の後姿とは、ポチが腰だけを高く上げて、その陰部をさらしつつ、その向こうに喘ぐポチの横顔が見えるもので、
白い顔のこめかみ辺りが少し赤みを帯びて、隠微に口を半開きにしている。
もちろん、陰部は愛液で濡れて赤く充血しており、口を開いて誘っている。
その陰部の上には、アナルの口がひくひくと自己主張しており、そのしわの一つひとつまでがくっきりと残像として見える。
陰部とアナルと顔の口。
三つの口でぼくを桃源郷に誘う。

そうなのか。
ポチは、ぼくを迎え入れる三つの口を持っているのか・・・、
そんなことをぼんやり考えている。
そういうときは、もちろんぼくの下半身は知らないうちに熱を帯び、
立ち上がるとズボン越しにくっきりとそれとわかる状態になっているので、
電話などで呼び出されても、立ち上がるのに苦慮することになるのだが。

そういえば、最後の口にはしばらく指しか入っていないよね。
ポチがぼくにくれた処女部分。
ぼくも、そこには入ったことなどなくて、ポチが初めてで。
またゆっくりとできる機会があれば・・・などと考えていたり。
そこに射精した後に、リキませて精液を排泄するところを見たいと思ったり。

出すべきところから入るという非日常。
直腸から全身に吸収させるぼくのエキス。

そういうことを
脳裡に残像が浮かんだ一瞬にめまぐるしく思考し、
その次の瞬間には、普通に他人と会話をしている。

ねえ、ポチ。
逢う回数が少なくなった分だけ、脳裡に隠微な残像が浮かび、ぼくを困らせるんだよ。

愛しているよ。

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