5月23日の日記

2007年5月23日
今は近くにいないね・・・。

ご主人様の日常とほぼ無関係になってから
ふたりの関係はおそらくより純化されて透明度が増していますね。
でも日常という裏打ちがない関係は
とても脆くて
何か些細なことがきっかけで
跡形もなく崩れてしまうように感じます。
怖い・・・。
怖くてしょうがない。
ご主人様が以前
「こういうふたりの関係自体が僕にとってはあり得ないものだったから。」
とおっしゃていましたね。
それは私にも当てはまることだったんですよ。
あり得ないふたりの関係は
時空のズレの間にすっぽりと収まり認識しきれない何かになっているような気がします。
いつも二人の中で起こった出来事は全て夢の中の事のように現実味を帯びなくて戸惑ってしまいます。
でも確かにそこに存在しているんですよね。

現実をありのまま受け入れてしまうことは
強い恐怖を伴うので
わたしはきっとこの虚構かもしれないけれど完璧な世界だけを見つめていこうと小さな決意をしています。

虚構という言葉をご主人様は好きではないのかもしれないですね・・・
でも完璧な虚構は何よりも真実かもしれないのだし
ふたりの求めるものが何かすらわからないけど
躰を重ねるごとに何か違う世界が開けていくのなら
それだけでも
この関係は無駄じゃないと思います。(無駄かそうじゃないかって考えなくちゃいけない事は無駄ですね。)

苦痛を強いられることで呼び起こされる快感を求めている私の気持ちに応えてくださったご主人さま。
私の愚かな感情にいつまでも本気で付き合ってくださるご主人さま。
何かに対する憎しみを常に携えている私のその憎しみすら受け入れてくださるご主人さま。

誰からも認められることはないけれど
過飽和のような危うい状態であることはわかっているのだけど

何かに取り憑かれたように思い続けています。

愛しています。

支離滅裂でしょうか・・・ごめんなさい。

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