11月11日の日記

世の中には、理解できる「犯罪」と理解できない「犯罪」がある。
例えば、最近話題の元防衛省事務次官の犯罪は、「お金」がらみ（だろう）でよくわかる。
最近の事件の中で、一番理解不能なのが、例の「薬害C型肝炎」の事件だ。
被害者本人に事実を知らせずに隠す。死んでもいいという判断。

理解できない。

実は医薬品企業は患者418人分の投薬リストを02年に厚生省に届けてある。
この時の厚労省担当者が宮島彰だった。

宮島は「このリストは調査しただけで一般に公表する物ではなかった」と嘯いているし、倉庫に隠した人物ではないかといわれているのだ。

民主党の山井和則代議士が言う。

「この人物が何と健康被害を受けた方には「より迅速な」救済を行うことができるという独立行政法人・医薬品医療機器総合機構の理事長をしているんです。」

医薬品医療機器総合機構の胡散臭さについては、5月12日にここでも書いた。
早く解体すべきだ。